皮膚疾患の症例
2024.04.04
⑤甲状腺機能低下症
どんな病気?
甲状腺ホルモンの低下により、皮膚やさまざまな臓器に影響がみられます。
症状
被毛は光沢を失い乾燥し、痒みのない脱毛が鼻梁や尾、体で徐々に進行します。
膿皮症やマラセチア皮膚炎を起こしやすくなります。代謝が悪くなり肥満や活動性の低下などの症状がみられます。
一般的な治療
甲状腺ホルモン剤の投与を行い、膿皮症やマラセチア皮膚炎があればその治療も行います。
被毛の再生には3カ月ほどかかります。